顧客単価を上げたい!AIに「松竹梅」の価格戦略を設計してもらう実験
※本記事はプロモーションを含みます
人間心理(アンカリング効果)をAIで計算し尽くしたメニュー作り
こんにちは!
「ひとりビジネス」と「生成AI」を掛け合わせた生存戦略を発信している、Liflowの石丸博光です。
個人事業主やフリーランスの方にとって、永遠の悩み…それは「値決め(プライシング)」ではないでしょうか?
「高くしたらお客さんが離れてしまうかも…」
「でも、今の価格のままでは利益が出ない…」
そんなジレンマ、痛いほどわかります。
実は私自身、かつて飲食店を経営していた経験があります。
当時は、原価率を25%以下に抑えながらも顧客満足度を上げるために、毎日メニュー表とにらめっこしていました。
そこで今回は、古来より伝わる最強の価格戦略「松竹梅の法則」を、最新の「生成AI」に設計してもらう実験を行います。
人間心理の「アンカリング効果」を計算し尽くしたメニュー作り、AIなら一瞬でできるのでしょうか?
実験スタートです!
■ そもそも「松竹梅の法則」とは?なぜ単価が上がるの?
実験の前に、少しだけ理論のお話を。
「松竹梅の法則(ゴルディロックス効果)」とは、3つの価格帯(高・中・低)が提示されたとき、人は無意識に真ん中の「竹」を選びたくなるという心理傾向のことです。
・松(高額): 15,000円 → 「うっ、高い…」
・竹(中額): 10,000円 → 「これなら安心かな」
・梅(低額): 7,000円 → 「ちょっと物足りないかも?」
ここで重要なのが「アンカリング効果」です。
最初に「松(15,000円)」という高い価格(アンカー)を見せることで、次の「竹(10,000円)」が割安に感じられる心理錯覚を利用します。(これはトランプ大統領の「関税政策」でも取られている手法で、最初に高額な関税を提示し、その後少しずつ下げていくことで、割安に感じさせる効果があります。)
私が飲食店を経営していた頃も、本当に売りたい主力商品を「竹」に設定し、わざと少しリッチな「松」を用意することで、客単価のアップに成功していました。
でも、この「絶妙な価格差」と「魅力的な説明文」を考えるのが、実はめちゃくちゃ難しいんですよね…。
そこで、AIの出番です!
■ 実験:Geminiに「売れるメニュー構成」を作らせてみた
今回は、架空の「個人経営の和風カフェ」を想定して、Gemini(またはChatGPT)に価格戦略を依頼してみます。
私が実際に作成したプロンプトはこちらです。
みなさんのビジネスに合わせて書き換えて使ってみてください。
【使用したプロンプト】(指示文)
あなたはベテランのマーケティングコンサルタントです。
以下の条件に基づき、顧客単価を最大化するための「松・竹・梅」の3段階のサービスメニュー(商品名、価格、魅力的な説明文)を設計してください。
【前提条件】
・業種: 個人の和風カフェ(抹茶とスイーツが売り)
・ターゲット: 30代~40代の働く女性。自分へのご褒美を求めている。
・本当に売りたい商品(竹): 1,500円の「抹茶パフェセット」。これを一番選ばれるようにしたい。
戦略: 行動経済学の「アンカリング効果」を利用し、「松」があることで「竹」がお得に見えるような価格と内容にすること。
【出力要件】
・松(プレミアム): 贅沢感を強調し、価格は強気に設定。
・竹(スタンダード): コスパと満足度のバランスが最高に見えるように。
・梅(ライト): 価格は安いが、「あと少し出せば竹が頼めるのに」と思わせる内容に。
解説: なぜその価格と内容にしたのか、AIによる戦略的意図も教えてください。
■ AIが出した「驚きの回答」がこちら
AIは、わずか数秒で以下のプランを提案してきました。
これ、そのままメニュー表に使えそうなレベルです。
1. 松:【極・京都の旅】プレミアム抹茶玉手箱
・価格: 2,800円
・内容: 最高級宇治抹茶をふんだんに使用した特製パフェに加え、季節の和菓子3種、金箔入り抹茶、お土産用の抹茶クッキー付き。
・説明文: 「京都に行かなくても、ここで全てが味わえる」。特別な日のための、究極の和スイーツ体験をお届けします。
2. 竹:【雅・癒やしの刻】特選・抹茶パフェセット(★一番のオススメ)
・価格: 1,500円
・内容: 当店自慢の濃厚抹茶パフェと、選べる和紅茶のセット。
・説明文: 濃厚な抹茶の苦味とアイスの甘みが絶妙なバランス。一番人気のパフェで、午後のひとときを贅沢に彩ります。松の半額近くで、十分な満足感が味わえます。
3. 梅:【和・ひと休み】抹茶アイス最中セット
・価格: 1,100円
・内容: 抹茶アイスを挟んだ最中(もなか)とほうじ茶のセット。
・説明文: 軽く甘いものを楽しみたい方に。サクッとした食感と香ばしいお茶で、ほっと一息。
■ 私(元飲食店オーナー)の分析とAI活用のコツ
このAIの提案、素晴らしい点が3つあります。
1.「松」の価格設定が絶妙
「竹(1,500円)」に対して「松(2,800円)」と約2倍近い価格を設定しています。これにより、1,500円が「あら、意外と安いじゃない」と錯覚させられます。
2.「梅」との価格差の狭さ
ここがプロっぽい!「梅」を1,100円に設定しています。「竹」との差はたった400円。「400円しか違わないなら、パフェ(竹)にしちゃおうかな?」と思わせる誘導が見事です。
3.「松」のネーミング
「玉手箱」「極」といった言葉で、選ぶ人(VIP客)の優越感をくすぐっています。万が一「松」が売れれば利益率は爆上がりですし、売れなくても「竹」への誘導役(アンカー)として機能します。
■ まとめ:AIは「商売の参謀」になる
いかがでしたか?
私が昔、頭を抱えて考えていた戦略が、AIを使えばほんの数分でたたき台が出来上がりました。
もちろん、最終的な微調整は人間の感覚が必要ですが、「アンカリング効果を狙って」と指示するだけで、ここまで論理的な提案をしてくれるのは心強いですよね。
「自分の商品、どうやって値付けしよう?」
そう迷っている方は、ぜひ一度、Geminiなどの生成AIに「松竹梅戦略」を相談してみてください。
きっと、あなたのビジネスの利益率を上げるヒントが見つかるはずです!
これからも、リアルなビジネス経験と最新AI技術を掛け合わせた「使えるノウハウ」を発信していきますね。
【追伸】
AIを使いこなすには「知識」という燃料が必要です!
AIに良い指示(プロンプト)を出すためには、私たち人間に「マーケティングの基礎知識」が必要です。机に向かう時間がない方は、「聴く読書(オーディオブック)」がおすすめ。通勤中や散歩中に「松竹梅の法則」のような理論をインプットしておけば、AIへの指示出しが劇的に上手くなります。
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