「お花畑のダイニングバー」をAIはどう評価するか?
過去の起業コンセプトをAIにダメ出しさせてみた結果を検証!
こんにちは、Liflowの石丸博光です。
今回は、私の過去の「実体験」と、現在の「生成AI」を掛け合わせた、ちょっとスリリングな実験企画をお届けします。
テーマは、「飲食店起業時の『お花畑のダイニングバー』というコンセプトを、今のAIにガチでダメ出しさせてみたらどうなるか?」 です。
20年前に発案したこのコンセプトは、現代のAIの冷徹なロジックの前で通用するのか?
それともコテンパンに論破されるのか?
起業を考えている方、すでに事業をしている方にとって、「AIを壁打ち相手にする」面白さとコツが伝わる内容になっていますので、ぜひ最後までお付き合いください
1. 20年前、私が勝負した「癒しの空間」
時計の針を少し戻しましょう。
私が2002年に起業した飲食店のことです。
当時のコンセプトは「お花畑をイメージした癒しの空間」でした。
少し郊外の立地で、都心にはない独自性を出すために、店内をお花でいっぱい(造花ですが…)にし、腕利きの料理人が作る創作料理と豊富なドリンクを提供するダイニングバーです。
結果として、このお店はメディアにも取り上げられ、売上・集客率ともに年率10%アップを3年間継続することができました。
では、この「コンセプト」を、もし今、事業計画の段階でAIに相談していたら、どんな反応が返ってきたでしょうか?
2. AIコンサルタントによる「冷徹なダメ出し」
早速、Gemini(私の相棒AI)に、当時のコンセプトと立地条件を入力し、「辛口のコンサルタントとして懸念点を指摘して」とお願いしてみました。
すると、AIからはこんな回答が返ってきました。
【AIコンサルタントの指摘】
・ 維持コストの高騰リスク:「お花畑」を維持するための花代や管理コストが利益を圧迫する可能性が高いです。汚れた花はお客様の満足度を著しく下げます。
・ターゲットの狭さ:「癒やし」「お花」というコンセプトは女性客には響きますが、男性客やビジネス利用を取りこぼすリスクがあります。
・回転率の低下: 癒やしの空間は長居を誘発するため、客単価を上げないと収益化が難しいモデルです。
……ぐうの音も出ないほど「正論」です(笑)。
確かに、普通に考えれば「花いっぱいの店」なんて、コストがかかって仕方がないと思われますよね。
3. AIが見落とした「現場の工夫」と「からくり」
しかし、実際にはこの店は「平均原価率25%以下」という高利益率で運営できていました。
AIの懸念(ロジック)を、私はどうやって「現場の知恵」で突破していたのか?
・コストの壁を越えるアイデア:高級食材に頼らず、ありふれた食材を「アレンジ(創作)」で付加価値をつけることで原価を下げました。浮いたコストの一部を空間演出(花)に回すことで、全体のバランスを取っていたのです。
・「映え」以前のメディア戦略: 当時はまだSNSがありませんでしたが、あえて「ツッコミどころ(独自性)」のあるコンセプトにしたことで、テレビや雑誌の取材が舞い込みました。AIが懸念した「ターゲットの狭さ」は、メディア露出による「権威性」でカバーし、広範囲から集客することに成功しました。
4. AI×実体験=最強の壁打ち
この実験からわかることは、「AIは『平均的な正解』や『一般的なリスク』を出すのは天才的に上手い」ということです。
もし私が起業当初にこのAIの指摘だけを見ていたら、「やっぱりお花畑なんて無謀か…」と諦めていたかもしれません。
でも、ここで重要なのは「AIの指摘をどう乗り越えるか」を考えることです。
・AI:「花代がかかるから利益が出ないぞ」
・私:「じゃあ、食材原価を極限まで下げる創作料理メニューを考えよう!」
このように、AIが出してくる「壁(リスク)」に対して、人間が「ハシゴ(解決策)」をかける。
このキャッチボールこそが、ビジネスプランを強固にします。
5. まとめ:AIに「ダメ出し」される快感を知ろう
AIに自分のアイデアを否定されるのは怖いかもしれません。
でも、「論理的な弱点」を事前に洗い出してくれるという意味では、これほど頼もしい相手はいません。
私の「お花畑のダイニングバー」も、AIの指摘通りのリスクを抱えていました。
それを「工夫」と「情熱」でひっくり返したからこそ、ビジネスとして成立したのです。
皆さんも、自分のビジネスアイデアを一度AIにぶつけてみませんか?
「辛口で評価して」と頼めば、きっと愛のある(?)ダメ出しをしてくれるはずです。
そして、それを乗り越えるアイデアが出た時、あなたのビジネスは「本物」になります。
AIとの壁打ちでビジネスの骨格ができたら、具体的なロゴ作成やWebサイト制作はプロに任せるのが近道です。
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