「ググる」から「聞く」へ。検索スキルのパラダイムシフト

情報収集の質が変われば、アウトプットの質が劇的に変わる

こんにちは、Liflowの石丸博光です。

皆さんは、何か分からないことがあった時、まず何をしますか?

恐らく90%以上の人が「ググる(Google検索する)」と答えるでしょう。(今は「AI検索」の方も増えてきていると思いますが…)

私もそうでした。

会社員時代、そして飲食店の起業や自動車部品加工業への転身など、約20年にわたる個人事業主としてのキャリアの中で、検索エンジンは常に強力な武器でした。

しかし今、私はその武器を持ち替えようとしています。

それは、「検索(Search)」から「対話(Ask)」へのシフトです。

今日は、生成AI時代における「情報収集のパラダイムシフト」と、それがビジネスのアウトプットをどう劇的に変えるのかについて、私の実体験を交えてお話しします。

1. 昔の「リサーチ」は足で稼いでいた

私が2000年代初頭に飲食店を起業した時のことを思い出します。

当時、事業計画書を作るために行った「マーケットリサーチ」は、まさに泥臭いものでした。

出店予定のエリアを実際に歩き、「どの通りに、何時頃、どんな人が歩いているか」を自分の目で見てカウントし、競合店の客層を観察しました。

これはこれで、肌感覚を掴むために今でも重要なことです。

しかし、膨大な時間がかかりました。

当時は「情報を集めること」自体に、ものすごいコストがかかっていたのです。

2. 生成AIは「検索」ではなく「壁打ち相手」

現代のスタートアップや事業運営において、生成AI(ChatGPTやGeminiなど)の登場は革命です。

例えば、現在販売中の『スタートアッププラン』でも触れていますが、ターゲット顧客(ペルソナ)を設定する際、以前ならネットで統計データを探し回っていました。

しかし今は、AIにこう「聞く」のです。

「(業種)を利用する(年齢・性別)のペルソナを具体的に作成して。悩みや利用動機も含めて」

するとAIは、瞬時に具体的な顧客像の叩き台を提示してくれます。

私たちはそれを「探す」のではなく、提示されたものに対して「修正する・深掘りする」作業に集中できるのです。

これは単なる時短ではありません。

AIは、あなたの思考の整理を手伝う「壁打ち相手」であり、「超優秀なアシスタント」なのです。

3. 「聞く力」がアウトプットの質を変える

「ググる」と「聞く(プロンプトを投げる)」の最大の違い。

それは、受動的か能動的かの違いです。

検索結果から答えを探すのは、あくまで「他人が作った答え」を見つける作業です。

一方、AIに「聞く」行為は、あなたの文脈に合わせた「あなただけの答え」を生成させる作業です。

例えば、事業が行き詰まり、孤独を感じている時。

検索窓に「事業 失敗 不安」と打ち込んでも、一般的な気休め記事が出てくるだけかもしれません。

しかし、AIに対して、

「私は(業種)の個人事業主です。今(具体的な悩み)で悩んでいます。あなたは優秀な経営コンサルタントとして、この状況を打開するためのアイデアを3つ提案してください」

と投げかければ、あなたの状況に特化した、具体的かつ客観的なアドバイスが返ってきます。

情報収集の質が、「一般的な情報の羅列」から「自分事化された解決策の提示」へと変わる。

これが、アウトプット(行動や成果)の質が劇的に向上する理由です。

4. 今日から始める「検索」の断捨離

もちろん、事実確認や最新ニュースの裏取りには、従来の検索も必要です(AIもハルシネーション=嘘をつくことがありますからね)。

しかし、「アイデア出し」「構成案の作成」「思考の深掘り」といったクリエイティブな領域では、もう「ググる」時代は終わりつつあります。

私は現在、ITパスポートや生成AIパスポートなどの資格を持ち、最新のAI活用を研究していますが、AIを使いこなすには、実は基礎的なITリテラシーが不可欠です。

もしIT周りの知識に不安があるなら、国家資格であるITパスポートの勉強から始めてみるのが一番の近道です。

[スマホで学べるSMART合格講座 ITパスポート]なら、忙しい隙間時間に動画で学習できるので、実務と並行して基礎体力をつけたい方におすすめです。

ちなみに、私が実際に使用したテキストもご紹介しておきます。

シラバスにも完全対応しており、このテキストと無料WEBサイト「過去問道場」を組み合わせ、約3か月の学習で一発合格(725点)できました。

ITパスポートのテキストとしては値段がやや高めですが、試験範囲をほぼ漏れなく網羅しているため、合格点(600点)は十分狙えると思います▼

さらに、AIを使うコツは「遠慮せずに何度でも聞くこと」です。

・「もっと具体的に」

・「なぜそう思うの?」

・「別の視点から批判して」

AIとの対話を通じて、あなたの脳内にあるぼんやりとしたアイデアを、研ぎ澄まされたダイヤモンドに変えていきましょう。

「ググる」前に、一度立ち止まって、AIに「聞いて」みませんか?

その一手が、あなたのビジネスを加速させるはずです。


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