ChatGPTの「新機能」で知識を確認する

※本記事はプロモーションを含みます

新しい商品を扱う前に資料を読んだのに、お客さまへ説明しようとすると、肝心な内容が思い出せない。

そんな経験はありませんか。

資料を何度も読み返すだけでは、自分がどこを覚えていないのか分かりにくいものです。

今回はChatGPTの新しい機能「フラッシュカード」を入り口に、仕事で使う知識を「思い出す」「元の資料で確かめる」に分ける方法をお伝えします。

結論から言えば、公開済みの商品情報から「フラッシュカード」で問題を作り、答えを見ずに説明し、元の資料と照合することです。


フラッシュカードは「答えを見ない時間」を作れる

OpenAIは2026年9月22日、ChatGPTの新機能である「フラッシュカード」(公式英語名:Flashcards)を無料プランを含む全プランのWeb・モバイル向けに発表しました。

私の実機で、通常のチャットからカードが表示されることを確認しました。特別な設定も必要ありません。

たとえば、チャット欄に「中小企業診断士の基礎について、初心者向けのフラッシュカードを10枚作ってください」と入力すると、表面と裏面のあるカードが表示されました。

カードの表面で問題を見て、すぐ裏面を見ずに答えを考える。

カードを実際にタップして裏面の答えを確認します。私の画面では、自分で「✓=理解した」「×=間違えた」を記録し、シャッフルして順番も変えられました。

ちなみに、この機能はChatGPTが理解度を自動採点する機能ではありません。

作ったカードはライブラリに自動保存され、後日そこから開けます。

「前に作ったフラッシュカードを復習したい」「間違えたカードだけ復習したい」とチャットで頼むと、記録に基づく復習カードが表示されました。

カード内容の追加・修正もできます。

ただし、資料をファイルでアップロードする場合はプラン別に上限があります。

「カード機能は無料プランも対象であること」と「ファイルを無制限にアップロードできること」は別の話です。

テーマだけを伝えてカードを作る場合は、資料のアップロードは必要ありません。

便利さより先に考えたいのは、「何を覚えたか」ではなく「何を説明できるか」です。

※提供範囲、ファイルの上限、画面の表示は変わることがあります。手元の画面と最新の公式案内をご確認ください。

- フラッシュカードの説明(OpenAI公式):https://help.openai.com/en/articles/20001533-flashcards-in-chatgpt

- ファイルアップロードの説明(OpenAI公式):https://help.openai.com/en/articles/8555545-file-uploads-faq

表面の問いに答えてからタップして裏面を確認し、✓・×を記録する。間違えたカードは後で復習できる。


資格の勉強を続ける私が、仕事へのつなぎ方を考える理由

私は生成AIパスポートの第1回試験に合格しました。

いまは中小企業診断士の合格を目指して勉強中です。

こちらは2回不合格で、3回目の合格を目指しています。

だからこそ、カードを作っただけで勉強が済むとは考えていません。

試験で覚える知識と、個人事業主として仕事で使う知識にも違いがあります。

たとえば商品を説明するとき、用語の意味を言えるだけでは足りません。

その商品の条件が今も有効か、自分の説明が資料と合っているかまで、人間が確かめる必要があります。

現在の私の仕事でも、AIに任せる仕事は増えていますが、最終確認は必ず自分の目で行っています。

フラッシュカードでも、答えの正確さをChatGPTに任せきりにしないことが大切です。

OpenAI自身が、カードに間違いがあり得るとして、元のノートや学習資料との照合を案内しています。

私は「カードを増やすこと」よりも、「説明できなかった箇所を確認する」ことに価値があると思います。

資格の学習と同じように、仕事の知識も思い出せなかった部分が次の学びの対象になるからです。


公開情報から、説明前に確かめたいフラッシュカードを作る

ここからは、物販・個人店で新しい商品を扱う場面を例にします。

お客さまに渡してよい公開情報だけを題材にしてください。

顧客情報、取引先の機密資料、公開前の価格表は、ChatGPTへ渡さないようにします。

✅ ステップ1:説明に必要な情報を選ぶ

商品の特徴、取扱上の注意、保証の条件など、元の資料に答えがある項目を選びます。

すべてを一度に覚えようとせず、お客さまに聞かれやすい内容から始めてみてください。

✅ ステップ2:フラッシュカードで問題を作り、答えを見ずに話してみる

通常のチャットで直接頼めます。PDF・Word・テキストなどの学習資料をアップロードし、「この資料の重要ポイントから、復習用フラッシュカードを20枚作ってください」と頼むこともできます。

仕事に使うフラッシュカードを自分で作る場合は、次のようなプロンプトが使えます。

——————

# 役割

私が説明前に確かめたい商品知識を、表裏の学習カードに整理する担当者

# 背景

私は〇〇(業種)の仕事をしています。

題材は、お客さまにも公開されている〇〇(商品・サービス)の情報です。

確認したい資料の文章:

[ここに公開情報または自分で書いたメモを貼る]

# 依頼

お客さまへの説明前に、私が答えを思い出す練習ができるフラッシュカードを作ってください。

# 制約

- 資料にある内容だけを使い、推測で追加しないこと。

- 条件や例外が書かれていない場合は、分からないと示すこと。

- 顧客情報や機密情報は扱わないこと。

# 出力形式

- 表面に短い問題、裏面に資料に基づく答えを記したフラッシュカード。

- 答えを確かめるため、資料の該当箇所が分かる短い手がかりも付けること。

——————

このプロンプトは、公開情報をもとに学習カードの問いと答えの案を作るためのものです。

私の実機ではカード形式で表示されました。

画面の表示は変わることがあるので、ご自身の画面も確かめてください。

✅ ステップ3:元の資料で答えを確認する

「中小企業診断士のフラッシュカードを作って」という、ざっくりした頼み方でもカードは作れますが、私の確認では出典URLや参考文献は付きませんでした。試験対策で精度を高めたいなら、出題の根拠を固定したいところです。

中小企業診断士の過去問題・正答や試験案内、手元のテキストを先に確認し、使う資料を指定します。

たとえば「令和4~8年度の企業経営理論の問題と正答をもとに、頻出論点のフラッシュカードを30枚作って」と頼む方法です。

ただし、指示文だけで過去問を実際に参照したことにはなりません。

対象年度の問題と正答を渡すか、参照先を確認し、完成したカードの年度・問題番号・答えを元の資料と突き合わせてください。

カードの裏面にある答えが正しいように見えても、価格や条件をそのままお客さまへ伝えないでください。

元の資料の該当箇所を見て、内容と時系列を確認します。

答えが曖昧ならカードの修正を頼めますが、修正された内容も再度確かめましょう。

画像入りPDFの図まで必ずカードに反映されるとは限りません。

重要な図表は自分の目で読み、カードから抜けていないか確認してください。

公開情報からフラッシュカードを作り、説明できなかった答えを元の資料で確認してから仕事に使う。


覚える量より、確認が必要な内容を見つける

フラッシュカードを使っても、記憶力や売上が上がるわけではありません。

今回の機能を仕事に取り入れるなら、カードを何枚作ったかを目標にしないほうがよいと思います。

答えを見ずに説明できなかった内容と、元の資料を見直して分かったことを記録に残す。

その記録なら、次にどの内容を確かめるべきかが見えてきます。

まずは公開済みの情報から、説明前に確かめたい内容を1つ選んでみてください。

お客さまへ伝える最後の言葉は、人間が責任を持って決めましょう。


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おわりに

フラッシュカードを使えば、仕事で説明したい内容を思い出せるか確かめられます。

ただ、忙しい日々の中では、元になる本や資料を読む時間を取れないこともあります。

もし私が営業や飲食店、自動車部品加工業の仕事をしていた頃に「audiobook.jp」があれば、移動中や隙間時間の学び方として選んでいたと思います。

▼ 本を読む時間を取りにくい方は、耳からのインプットもぜひ体感してみてください。

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